About AirT
「これ、Tシャツになったらいいのに」と思ったことはないだろうか?
例えば、好きなアートに出会った瞬間とか、お店で偶然手に取ったアルバムジャケットとか。
実際にTシャツにするのは簡単じゃないだろう。だけど、その願望をちょっとでも叶えたい、そんな思いで架空のTシャツなるものを考えてみた。
そして、自分が持っているTシャツを見てみると、アートT、顔T、ジャケT、ロゴTなど、結局のところ、私の「これが好き!」をアピールする手段になっていたことに気づいた。
であるならば、日々の「これが好き!」を架空のTシャツにしてみよう。
#AirT で架空のTシャツをコレクションしてみよう。
Toshiko Nomura
AirT呼びかけ人。
ウェブサイト制作、WordPressカスタマイズが得意。
安めの相談料で構築のお手伝い承ります。
Sumino On
文字/ことば/目には見えないけど存在するものを主なテーマに制作をしている現代美術家。
イラスト/デザインもします。
Hideki Nomura
メンバー募集中
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昔は普通に言えた。むしろ積極的に言いたかったくらい。
今は迂闊に言えない。
常識的な、SNS的な、IT的な、文化的な、環境的な、美的な、人権的な、政治的な、歴史的なリテラシーでがんじがらめだ。
好きと言って他の人からなんと思われるのか、誰かを傷つけたりはしないのか、これが好きということはポリティカル的にコレクトネスなのか??
数年前のことだが、トマス・ルフの展覧会で作品のTシャツを購入した。
好きだから今でもよく着る。
着ると気分がよいし、展覧会が楽しかったことを思い出す。
ふと思ったのは、言葉じゃない方がアピールできるのだな、ということ。
そして面白いのは、Tシャツという土台の上では有名なアートも自分が撮ったピンボケ写真もフラットになること。
本物のTシャツが無理だったら、紙で作った架空のTシャツでもいい。そんな架空のTシャツコレクションを見せ合ったら面白いかもしれない。
例えて言うなら、ポケモンカードのコレクションを見せ合うようなもの。
架空のTシャツで「これが好き!」を交換する、そんなコミュニティを目指したい。
野村とし子(呼びかけ人)