New YorkのデモからみるメディアとしてのTシャツ

私は勝手にメンターだと思っているのですが、オススメのリンクをシェアしてくれる方がいる。先日送ってくれたのはこれでした。

先日コーチング中にTシャツのメディア性について話したのでシェアしてくれたのだろう。この写真のTシャツとは方向性が違いますが、I♥NY、ナイキのスウッシュマークの頃からTシャツはメディアとして機能していましたよね。現在行われているジョージフロイド氏暴行死に抗議するデモでも同様。

BLACK LIVES MATTERのTシャツを着ている男性はデモの参加者で、群衆から離れたところまで移動してもらって撮影しているという。カメラを見ている目は私の目と合う。

この写真家が撮ったポートレイトを何枚か見ていると、写真家のメッセージ「We are George Floyd. We are one.」が響いてきます(ちなみに、この写真家についてはNew Yorkerの記事もあり)。

中にはTシャツに手書きで書いている人も(Wemen don’t owe you shxx)。何度か目にしたことがあるメッセージだったので目にとまりました。この手書きの白いTシャツを見て思い出した有名な言葉が「The Personal Is Political(個人的なことは政治的なこと)」。フェミニズムのスローガンとして紹介されることが多いですが、個人的なことと小さくみられてしまう問題も実は社会と繋がっている、という風に私は捉えています。これもWe are oneに通じるのではないかと思った次第。

遅ればせながら私も作りたいと思い、架空のTシャツにしてみました(遅ればせながら、というのは、すでにいろいろなところでTシャツとして売られているのですよ。驚き)。

ちなみに、上に引用したNew YorkerのInstagramアカウントいいです。一人の写真家のプロジェクトを6個程度の連続投稿で紹介していて、これを見ているだけで見るべきアカウントがたくさん出てきます。ということも書きたいのだけどまたの機会に。
https://www.instagram.com/newyorkerphoto/

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